クーデター

Santa四か月齢、社会勉強中。
慕っていたLenkaがいなくなるという環境の変化を感じてか、ここ5日ほどいろいろ試してきた。らしい。

亡くなった当日、次の日、遺骸にしがみついてわんわん泣いてました。最初はSantaに見られちゃあかんな・・・と思いながら、でもどうにも涙がとまらず。一階の犬のスペースにほかに部屋があるといいのだけどそうもいかず。
土曜日、日曜日、月曜日は徐々に、なんていうか挑戦的な臭いを感じる甘がみが戻り始め、また、とびついてきたおりに、そのまま考え込む(?ように動きが止まる)ことがしばしば。
で、水曜日の夜は喜びのふりして甘がみし、さらにわたしにマウントしてきたので、とっさに「なにしてけつかんでんねん」と、Santaに襲い掛かって、のど仏にかみついてました。原始的なことしてるな、あたくし。人間らしくもっとスマートにしたいな~。

で、今朝は一変、かわいらしい感じで再会のよろこび表現してました。まあ、基本悪ガキのままですが、あの一瞬の、やな臭いがなくなったかな。シッコ臭くはありますが。


そういえば、火曜日の夜、夢を見た。
防衛中にLenkaに伏臥をさせてヘルパーと話していると、十メートルほど横手にいたシェルティーのところに勝手に行ってしまい、わたしが両手にスパイクもってシメてるという夢。防衛の場で袖とヘルパーをほったらかすなんてことないし、わたしが呼ぶのを無視してよその犬のところに行くこともないし、そもそもLenkaに対してそんな叱りかたしたこともないぞ。あんたどういうこと??夢で逢いにきてくれるならもっと楽しい夢をリクエストしたいもんだ・・・とか思ってたんですが。

ああ、そうか、
Lenkaに発破かけられたか・・・なんて、柄にもないことを考えてしまう。



あーいやいや。
あかん。
そういうつもりもなく書いちゃったのでコメントはナシで。
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計画

去年Lenkaと練習しながら考えてたこと、今度迎える仔犬ではこんなことを試してみようと計画してることがいくつかあった。


服従
1 脚側行進中の左反転ターンを、今までとは違う人犬が一緒に回るタイプにトライしてみる事。
2 それに伴って、正面停座から基本姿勢に移るまでをどうするか?


防衛
1 パトロールの際、時計と反対周りに回す。脚側に付くのも同じ方向だったので、体の片側に負担が偏るを防ぐため。
2 会場が広かろうが狭かろうが、小回りを徹底的に教える。いつもの練習場所では小回りでも、会場が広いと、走るのが速ければ速いほどスピードが乗って大回りになる可能性がある。改めてどこでも、どんな距離でも小回りをハンドラー側が最初から意識して教える必要がある。
etc... 

とまあ、書くのが面倒なぐらいちいさなことがたくさんあるけど、服従の1については、今、足というか体全体の使い方を餌とクリッカーを使って引き出してるところ。前、斜め、そしてここ数日で後に動かせるようになってきました。斜めや後方を教える前に左反転ターンのように回るとばたばたと大回りしながら付いてきていたのが、後ろに下がれるようになったあとで、今日ためしに左反転に回ると、ずずっとお尻を後ろに下げてタイトにまわったので、なるほど~と感心。シェパードでこの手の反転ターンってきれいじゃないだろうとおもっていたんだけど、去年のドイツの訓練ジーガーをみて影響されてしまってるらしいわたくし。みーはーかな、ミーハーかな。
定着するには時間がかかるし、作業にするには年単位だけど、仔犬なんでね、やりこまないようにこれをやった後の散歩は、右脚側につけて(っていうかリードを短く持ってるだけですが)、そのうち、普通に後を回してるかもしれません(笑)
いろんな風に一緒に動いてみて、思考の幅を広げ、可能性を模索中。

Lenkaが15日の早朝に亡くなりました。

はっきりとした原因はわからずじまいです。
火曜日は午前中はいつもどおり。しとしと天気でしたし、前日に合同練習したばかりだったので家でまったりとすごすつもりでした。排便もしっかりした少し少なめうんち。
三時ごろから内容物が出ない無色の嘔吐をし落ち着かないようすだったので捻転の可能性を疑い病院へ。ところが到着するとさきほどよりは少し落ち着いた様子で、胸部も腹部も膨らんでないし、触診も異常がなかったらしく、診察台にもジャンプして乗れてしまうため、獣医には捻転はありえないですよ。といわれる。一応血液検査をした結果、軽い脱水状況がが見られたため、補水とビタミン注射を。他人には普通に見えても、動き全般や、Lenkaのわたしのコマンドに対する意識の向き方で、外面に異常がなくても明らかに違うということがわたしには感じられるのですが、獣医師のこの時期チョコレートなどを食べてしまうという統計もあるけど、そういう誤食の可能性のほうが高くないか?という意見に、Santaが来てからちょっと子供がえりしているようなけいこうもあるし、午前中ケージから出した状態でひとりにしてるし、そうかもなぁと思いなおす。これが失敗だった。帰ってきてからは今度はそわそわすることもなく、足を伸ばして寝ていましたので(おなかが痛いと背を丸めるか伏せてられないかだと思うので)やっぱりわたしの思い過ごしかなとも思い始めた九時過ぎころ、一応電話で早めに帰るよう言っておいた主人が帰宅。その後息が荒くなり始め、電話で相談したときにはふらつきさえ見え始めたので夜間救急病院へ。病院に着いたときにはすでに歩けなくなっていました。エコーで何箇所か当ててみて、考えられるのはおそらく子宮蓄膿症ではないかということでした。レントゲンもとりすぐに開腹して、確認して摘出する必要があるといわれ、ただ、この状態だと手術中になくなることも承知した上でと話をされました、でも少しでも見込みがあるならと、承諾書にサインをし、準備をしてもらいました。しかし、麻酔をかけたとたん、大量の吐血をしたためにその時点では無理と判断、(夜間緊急病院には輸血施設がなかった)、レントゲンでは、腹膜炎をおこしているらしき現象(全体的に白くうつり画像が見えづらくなるらしい)のために判断しづらく、結局開腹できないために推定でしかいえないとのことでした。胃は空っぽ。異物らしきものはなし。点滴を続けて酸素濃度と温度管理された集中治療ケージで、この夜間病院では継続的な入院が出来ないシステムのため、朝までまって転院という段取りになりましたが、朝日の出る前に息絶えてしまいました。
その病名と、見えるはずの兆候を聞いたときには「ありえない」と思いました。食欲が落ちることは一日だってなかったし、ずっと便も良好。動きもいつもどおりです。下腹部の膨張も見られませんでした。思い当たるとすれば二日前の夜にいつもより水を飲んだこと。そろそろにもかかわらず、まだヒートかきていないこと。逆にそのために、ここ最近毎日体を拭いて陰部をみて、クレートの敷物に汚れがないか点検していました。先生の話によると、膿が出てくるパターンと出てこない子がいて、出てこない子の場合は、やはり目に見える変化が出てきたときにはすでに重篤な状態であることが多いんだそう。いづれにしても試験開腹できなかかったので腸重積の可能性も捨てきれないし、断定は出来ないですとおっしゃってました。

もともとヒート時の起伏が激しい子ということは解っていたし、そのために状態を丁寧に見ていたつもりなのにわたしは気づいてやることが出来なかった。本当に最近は調子が良くて、ウィークポイントである皮膚の弱さも、耳も、今までない良い状態、ヒート前にしては免疫力がしっかりしてるものだと考えていました。経産犬だし、子宮内炎症よりも、乳腺腫瘍のほうが頭にあり、思い込みの無知と管理の過信がlenkaの死を招いてしまいました。



若い頃読んだ、柄谷行人の著作の中で、苦しみや悲しみ怒りも、なぜだろうと思考する間はその感情から逃れることが出来るなんていうことがかいてあったなとふと思い出して、日頃かわいがってくださった皆様へのご報告代わりにノートに向かってみたものの、今のわたしにはまだ無理そうで、こうだった、だからこうなったとか考えると「ああするべきだった」ばかりがいくつも並び、だから「こうなった」というところでもう抑えきれない感情がこみあげてしまう。


再来週には関東で行われるIPO3の試験を控え、また順調にそれに受かれば4月の選考会にエントリーするつもりで張り切っていた矢先でした。このところの進歩が目覚しくて、追求だけでもVをとるぞが目標で、三種の中では一番気持ちをあわせて訓練できている実感があって、また、わたしの気持ちがわかるかのようにlenkaも一生懸命練習し、前日もよい追求をみせてくれました。選考会が終わったら、Santaも少し大きくなってるし、久々のトレッキングを楽しもうと計画していました。



夢なら覚めてほしいと何度も願ったけど、昨日遺骨を拾いながらやっと現実感が沸き、自分にも区切りをつけるためにブログでご報告することにしました。わたし一人ではできないIPOの訓練。わたしの経験不足を補うようにlenkaの訓練を後押ししてくださったすべての皆さん、lenkaをかわいがってくださったみなさんが支えとなって一緒に訓練が出来ました。ありがとうございました。こんな結果にしてしまって本当に申し訳ありません。


そして、Lenka
本当にええ子やった。愚痴を言わせてもらうならいい子すぎたよ。こんなときぐらい、まじめにならずにもっと違う表現をみせてほしかった。一緒にたくさんの「初めて」を経験したな。この四年間はとても充実して楽しい日々だった。本当にありがとう。
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